一般社団法人神奈川県建築士会 防災・災害対策委員会

▼ 2022年3月25日
永野先生講演: 「災害と防災を考える」~被災者支援制度を知る~ 報告

「災害と防災を考える」~被災者支援制度を知る~

日時:3月25日 18時~20時

場所:Zoomオンラインセミナー

講師:静岡県弁護士会・日弁連復興支援委員会副委員長 永野 海 弁護士

SALON 7月掲載: 「災害と防災を考える」セミナー報告他

「災害と防災を考える」~被災者支援制度を知る~ オンラインセミナーを終えて

前委員長 東二郎

3月25日(金)静岡県弁護士会所属、弁連復興支援委員会副委員長の永野海弁護士にご講演頂きました。建築士会も参加している神奈川県大規模災害対策士業連絡協議会会議資料の中に「弁護士会瓦版」があり、令和3年7月の熱海市土石流災害で被災された皆様に向けた「生活再建の手引き」の紹介記事が目に留まりました。

3月25日18時開始一択、日時指定という大変失礼なお願いを、勇気を出して、これまでに面識もない永野弁護士に依頼致しました。幸い、ご講演可能と快諾の連絡を頂いた時は大変嬉しく、講演会開催に向けた準備に勢いがついたのを覚えております。39名の方が参加されて、永野先生の活動体験に基づく貴重なお話と、災害時、具体的にどのような支援ができるのかを、大変わかりやすく事例やクイズを交えた構成で、2時間があっという間に感じました。「大変貴重な講演で、講師の熱意と積極的かつ具体的な取組みに、とても感心いたしました。」「作成された資料を惜しみなく開放してくださる姿勢にも感銘を受けました。」「目から鱗のような講演でした。」などと反響をいただきました。大変密度の濃い内容であり、シリーズ化して第2弾をお願いさせて頂きたいとの思いを強くした講演内容でした。

  1. 1.初動について
    発災日7月3日に弁護士会災害対策本部設置を決定、第1回会議開催とともに会長談話を発表するなど初動が素晴らしいと思うのと同時に、建築士会としての支援初動がどうあるべきかが、課題として投げかけられました。
  2. 2.情報発信と現地支援説明会について
    情報発信は重要であり、弁護士会HPやツイッターによる方法・手段などを参考に、本会も見直す必要があると思います。相談会参加弁護士や他士業への「現地被災者支援制度説明会」実施は、支援者にとって心強く、有効な支援活動の為に必要だと感じました。
  3. 3.「罹災証明書」が基になる申請主義
    現行の支援制度では、「罹災証明書」が大変重要です。建築士は証明書の内容精査に関われる役割もあり、支援制度の情報を案内し伝える事で、被災者が現実的な解決の方向性を見出せるように勇気づけ、申請して再建を可能にすることも示して頂きました。
  4. 4.「士業の枠を超えて下さい」
    一番衝撃を受けたのが、「士業の枠を超えて下さい」この語りかけです。大変重く感じました。支援制度の内容は、役所の方の守備範囲と思っていた私にとりまして、被災者の立場で支援を見直す良い機会になった講演でありました。(感謝)

感想・質疑応答

回答依頼アンケート資料(永野先生回答)

回答依頼アンケート資料(参加者感想)

アンケート結果

「災害と防災を考える」アンケート結果

動画紹介・ご案内について

密度が濃く、2時間のご講演全てをみなさまにご視聴いただきたいところなのですが、最重要部分を抽出したダイジェスト版は、関係者が自画自賛し、自信を持って全国のみなさまにご案内したい動画となっております。

災害時、具体的にどのような支援ができるのかを、大変わかりやすく、事例やクイズを交えた構成で、2時間があっという間に感じる講演です。
「士業の枠を超えて下さい。」
「被災者の方と一緒に考える親切な親戚のお兄さんお姉さん(おじさんおばさん)として支援制度を知る人が一人でも増えてほしい。」と、永野弁護士は語りかけます。
ぜひ、ダイジェスト版をご視聴願います。
なお、全編は、会員限定で公開しておりますが、ご視聴ご希望の場合は、以下に問合せください。

  • 問合せ先:(一社)神奈川県建築士会防災・災害対策委員会
  • E-MAIL: bousai-r@kanagawa-kentikusikai.com

■ダイジェスト版

■全編(会員限定:会員専用ページよりご覧いただけます。)
※全編の視聴には、ユーザー名とパスワードが必要です。

▼ 2021年12月16日
「岡山県における平成30年7月豪雨対応ヒアリング」のため岡山県建築士会訪問

かながわ災害時相談体制検討会一員として参加

岡山県建築士会豪雨対応ヒアリング結果

▼ 2021年9月6日-17日
SALON102号掲載: 防災ログセミナー受講報告

防災ログ「防災・減災オンラインセミナー2021」

日時:9月6日~17日

場所:防災ログWEBサイト「防災・減災オンラインセミナー2021」

講師:東京大学大学院工学系研究科 教授 池内 幸司氏

SALON102号掲載: 防災ログセミナー受講報告

「球磨川水害等の近年の豪雨災害の教訓と気候変動により激甚化する水害への備え」の聴講より

防災ログ主催の上記セミナーを聴講した動機は、毎年台風の時期になると、九州地方、中国地方などでの雨水による激甚災害がニュース報道され、昨年の熊本県球磨川の氾濫で特別養護老人ホーム「千寿園」の浸水被害があったニュースを見るにつけ、なぜ老人福祉施設を河川からそう遠くない場所に建設したのかという疑問があった。想像できるのは、土地の購入がし易く、広い敷地が確保できるという事があげられるのではないか。「千寿園」では避難訓練を年に2回行っていたが、避難計画に浸水想定は盛り込まれず、年2回の避難誘導訓練でも河川の氾濫は想定されていなかったそうであるが、「千寿園」は浸水ハザードマップの中に建てられていた。

球磨川全体の被害については地形的要因として、球磨川を囲む山に降った雨が周辺から人吉市の盆地に集まり、球磨川が海に排水されにくい山間狭窄部を流れる川であり、雨が溜まりやすい地形であった。

そのような地形に計画規模を超える大雨が降った事でハザードマップに示されたエリアも含めた川幅となり流れて浸水地域を広めていったようである。

ここで学んだことは、広くなった川幅が本来の川幅だったという説明に合点し、ハザードマップの示す重さを再確認した。

このように毎年水害がいたるところで発生する中2015年5月13日に水防法の一部改正が行われ改正事項について解説されている。

ソフト対策として想定し得る最大規模の洪水、内水、高潮に係る浸水想定区域を公表

ハード対策として民間による雨水貯留施設の整備に対する支援制度の創設

最後に対策として流域治水対策について説明があった。

    ①氾濫をできるだけ防ぐ・減らすための対策として流域全体で雨水や流水等を貯留する対策と氾濫水を制御する対策を効果的に組み合わせる。
    ②被害対象を減少させるための対策として水害リスクの高い地域での土地利用や住まい方の「規制」、水災害リスクのより低い地域への誘導
    ③避難体制の強化としてリスク情報の空白域の解消と経済被害の軽減として企業・病院・市役所等の水害BCPの策定の推進

以上を聴講し防災・減災を考えると災害リスクの高い地域における建築の制限が必要であると感じた。

防災委員会委員長 東二郎

▼ 2021年2月26日
台風19号被害から防災を考える(オンライン講演会)

台風19号被害から防災を考える(オンライン講演会)

~床上浸水住宅の現実と復旧の問題点から浸水地域・住宅の防水と課題~

日時:2月26日(金)18:00~20:00

場所:オンライン配信

講師:河原 典子

講習会開催報告

サロン99号に掲載しました。

委員会活動報告「台風 19 号被害防災を考える」

アンケート集計報告 (講演会の際に実施)

アンケート集計

士業連絡協議会第4回会議 セミナー報告

神奈川県大規模災害対策士業連絡協議会にて、セミナー開催報告をしてきました。

セミナー報告

▼ 2020年3月
神奈川県被災地住宅相談・災害時支援要請対応マニュアル

神奈川県被災地住宅相談・災害時支援要請対応マニュアル

「神奈川県被災地住宅相談・災害時支援要請対応マニュアル」が完成しました!!

防災委員会では、災害後に被災地住宅相談および災害時支援要請を想定し、その業務に対応するため、実践的に活用できるマニュアルを作成しました。ダウンロードし、ご自由にお使いください。

ダウンロードはこちら→ 災害時支援要請対応マニュアル

▼ 2020年2月6日-7日 第24回震災対策技術展・横浜

「第24回震災対策技術展・横浜」に防災委員が参加してきました。

日時:2020年2月6日~7日

場所:パシフィコ横浜

遠藤委員報告

東委員報告その1

東委員報告その2

▼ 2019年01月01日
SALON №94 特集: 第62回全国大会『北海道大会』

大学と地域の防災・減災ミーティング

SALON №94 特集: 第62回全国大会『北海道大会』

支部・委員会活動報告に防災委員が寄稿しました。

地域防災のツボ」~防災【も】まちづくりのすすめ~

▼ 2019年10月26日、12月01日
相模原市台風15号・19号被害住宅相談会(神奈川県大規模災害対策士業連絡協議会)

・第1回 被害住宅相談会会場:
  相模原市藤野総合事務所 2019年10月26日(土)

・第2回 被害住宅相談会会場:
  相模原市津久井保健センター 2019年12月1日(日)

相模原市台風15号・19号被害住宅相談会(神奈川県大規模災害対策士業連絡協議会)参加活動報告

才上(防災委員)

▼ 2019年10月10日~(全6回)
2019年度実践的防災まちづくりコーディネーター養成講座

日時:2019年10月10日(木)、17日(木)、31日(木)、
    11月7日(木)、14日(木)、21日(木)(全6回)13:30~17:00

場所:KUポートスクエア

主催:神奈川大学

共同企画:防災塾・だるま ホームページ

主催者のメッセージ

この講座は、首都直下地震・南海トラフ巨大地震や集中豪雨災害に備え、「自分たちのまちは、 自分たちで守る」ための考え方と具体的な事例を学びます。 そして、地域の防災・減災の仕組み構築と定着化に取り組む人材の育成を目指しています。 この講座はつぎのような人にお勧めです。これから自主防災組織の立ち上げをスタートする人。 更なる実践力の向上を目指したいと感じている経験者。防災・減災に関心をお持ちの方のご参加をお待ちしています。 (出典:防災塾・だるまHP 2019年 講座概要を記載)

防災委員会参加報告

防災委員会では、防災委員の防災知識のスキルUPのため、毎年、この講座に参加しています。

令和元年度の講座には、防災委員の粟飯原と雨森が受講しました。

「2019年度実践的防災まちづくりコーディネーター養成講座」参加報告

粟飯原(防災委員)

*この講座のあゆみについて(出典:防災塾・だるまHP)

▼ 2019年06月23日
大学と地域の防災・減災ミーティング

ミーティング概要

主催:かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク

共催:防災塾・だるま、神奈川災害ボランティアネットワーク

後援:神奈川大学

開催日時:令和元年6月23日(日) 13時~17時

会場:神奈川大学1号館1-804号館

第1部:先進例に学ぶ学生の防災・支援活動

・「東日本大震災における石巻専修大学学生の取組とその後の活動の継続・展開」(※注)

・「桐蔭横浜大学の学生消防団活動と学制消防団連携の取り組み」

・「1,800人の生徒を“避難者”から“救助者”に」

第2部:学生主体の防災・減災活動の展開と連携促進

・「学生が考える防災連携」

・「神奈川大学“BOUSAI Club”(学生自主防災会)の設立/大学・地域と連携した学生主体の防災・減災活動の展開について」

第3部:防災ミーティング(大学・地域・学生等の連携促進)

大学と地域の防災・減災ミーティング

第3部防災ミーティングでは、4つのグループに分かれそれぞれのテーマに沿った意見交換を行い各グループ毎の意見発表が行われました。

Aグループ:学生・生徒による防災活動を活性化するにはどうしたら良いか(学生自主防災会、消防団等)

Bグループ:学生・生徒の防災ボランティア活動・支援活動の促進

Cグループ:大学間連携として、どのような展開が考えられるか

Dグループ:学校・大学 / 地域 / 学生・生徒の連携促進

私は、Dグループに参加させて頂きました。グループの司会を担当した方から災害死をどう考えるか?自分は死なないと思うか死ぬと思うか?などについて話し合いが始められました。

全員が死ぬこともあるとの意見でまとまりました。

各人が自己紹介を含め活動の内容だとか、地域の現状などについて話し合われましたが、地域ではなかなか防災意識が上がらない現状が紹介されました。

理由としては災害危険度が分からない、情報としてない、ハザードマップなど見ていないなど地域でなかなか共有できていないなどの意見が出されました。

ミーティングを通じて高校生や学生の方の防災意識の高い意見には感心させられる、勉強になる日であり、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

東(防災委員会委員長)

大学と地域の防災・減災ミーティング

※注

「東日本大震災における石巻専修大学学生の取組とその後の活動の継続・展開」について当時の取り組みについての書籍も出版されています。当日、参考書籍として紹介されました。ご興味のある方はこちらもぜひ、どうぞ。

▼ 平成30年度
神奈川県地域住宅協議会 災害時住宅対策検討部会

主催:神奈川県地域住宅協議会(県土整備局建築住宅部住宅計画課)

第1回 災害時住宅対策検討部会

日時:平成30年08月03日(金)

場所:神奈川自治会館(横浜市中区山下町75番地)

内容:

(第1部)定例部会(議題、報告、情報提供) 13:30~14:50

(第2部)訓練

 ①講義およびマニュアルの確認(40分)15:00~17:00

 ②机上訓練(演習 方針策定)(80分)

・東委員長、石田委員が出席

第2回 災害時住宅対策検討部会

日時:平成30年11月29日(木)

場所:波止場会館4階大会議室

内容:

(第1部)定例部会 10:00~12:00

(第2部)訓練 13:00~16:30

・東委員長、高戸委員が出席 (第1部で、防災委員会の紹介をしました)

*PDF資料参照

参照: 神奈川県建築士会・防災委員会の経緯 委員会活動について

▼ 過去の実績

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年以前