一般社団法人神奈川県建築士会 防災委員会

▼ 2014年11月29日
災害対応支援士業連絡会全国交流シンポジウム

「災害対応支援士業連絡会全国交流シンポジウム」に参加しました!

◆日時:平成26年11月29日 午後3時~午後5時
◆場所:日弁連301号室
神奈川県大規模災害対策士業連絡協議会より、古田弁護士、伊東弁護士、
雨森が参加

シンポジウムの概要

災害対応支援士業連絡会全国交流シンポジウム全国の災害対応支援士業連絡会の実践活動、研究等の報告

阪神・淡路まちづくり支援機構、静岡県災害対策士業連絡会、宮城県災害復興支援士業連絡協議会、広島県災害支援復興支援士業連絡会、札幌地域災害復興支援士業連絡会、災害復興まちづくり支援機構、神奈川県大規模災害対策士業連絡協議会の7会が報告された。

災害マニュアルの作成だけでなく、マニュアルの研修、見直しが大切であり、被災者のニー ズを直接くみ取る事は、被災者支援の基本である。普段の活動は、既存の制度をどう活かすか と言う事。学者を巻き込んだ、付属の研究会の設立が必要となっている。

事業活動の連続性がはかれない、事務局体制が確立できないなどの悩みもある。

交流シンポジウムアピール

「災害対策支援専門士業全国協議会を設立する」
(情報交換、情報共有など、被災地からの教訓を踏まえ、共通課題とした活動も望まれると思った)

▼ 2014年10月3日 地盤の液状化災害を考える

「地盤の液状化災害を考える」講演会に参加しました!

地盤の液状化災害講演◆日時:平成26年10月3日(土)午後2時~
◆会場:メルパルク横浜

神奈川県大規模災害士業連絡協議会(以下、士業連絡協議会とする)の会員である、神奈川県不動産鑑定士協会主催・平成26年第1回公開講演会(上記表題)が、10月3日午後2時より、メルパルク横浜にて開催されました。

参加者は、不動産鑑定士協会会員さんが多かったが、士業連絡協議会後援と言う事で、会員外の参加あった。当委員会からは、滝口さん、雨森が参加。

雨森

(一社)神奈川県不動産鑑定士協会のホームページ
神奈川県防災・災害情報の情報はこちらへ→ 神奈川県防災・災害情報

▼ 2014年9月1日 SALON №67 「防災月間」

SALON №67 特集「防災月間」突然の大災害

SALON №67建築士として出来る事! いっしょに備えてみませんか。

特集「防災月間」突然の大災害 本文

特集・突然の大災害 連絡網

▼ 2014年8月4日 研修会開催のご依頼

被災地住宅相談(キャラバン隊)員の研修会について、支部開催をお願いしました!!

支部長会にて、今年度の被災地住宅相談(キャラバン隊)員の研修会について、支部開催をお願いしました。

研修会開催の依頼書

▼ 2014年6月28日 
防災・減災について考えよう~HUGから学ぶ~

女性委員会・防災委員会コラボセミナー『避難所運営ゲームHUG 体験会』を行いました。

◆日時:平成26年6月28日(土)午後1時30分~午後5時
◆会場:横須賀市文化会館 第1会議室

避難所運営ゲームHUG

当日、小雨残る空模様の中、56名もの方々に参加頂き、大盛況のもと、セミナーが開催されました。女性委員会とのコラボセミナーは、昨年に続き、2回目となり、横須賀支部のご協力があり、会場を変えての開催でした。 今回は、会員外の方も2割以上。お子さん連れの親子や高齢者と一緒に参加された方もあり、参加者の防災・減災について関心が高い事を感じました。
多くの方へHUGを知って頂くよう、来年もこのセミナーが続けられるようにしたいと思いました。

宮城県建築士会 女性部会

*避難所運営ゲーム HUG 体験会

参加者を6グループに分け、1グループ8名程、グループは、避難所の運営員として、避難所で起こる種々の出来事にどう対処でいていくかを模擬体験するゲーム。皆さん、熱心に参加され、熱気が伝わりました。

*宮城県における現状報告

宮城県建築士会 女性部会から3名来て頂き、清本部会長より、現状報告をお聞きすることができました。
  巨額の費用で造られた防潮堤、本当にいいのか?海が見えない。緑がない。 仮設住宅には、未だ10万人余りの暮らしがある。住まいの再建が急務であるが、移転先で、どのような暮らしをするのか?経済負担などなど、多くの問題がある復興の現状を知る。少子高齢化、人口減少の中、住まいをなくした被災者の暮らし、ハードだけでは、解決できない事を感じるばかりでした。

ご感想とアンケート結果

神奈川県大規模災害対策仕業連絡協議会の伊東弁護士と横須賀支部 江藤会員よりご感想を頂きました。

避難所運営ゲームHUG

家族3人で,セミナー「防災・減災につて考えよう~HUGから学ぶ」に参加をさせていただきました。

避難所運営ゲーム(HUG)を体験したのは,私も初めてでしたが,大人は大人,子供は子供,女性は女性の視点で参観でき,立場を違えた意見交換ができることは,たいへん有意義なことでした。

「高齢の方を抱えた家族はどこに配置しよう?」「静かな奥の場所のほうがいい。」「トイレが遠くてはかわいそう。」「病気やケガの方は一箇所に集めた方がいいんじゃない?」「いや,家族バラバラではかわいそう。」「ペットはどうするの?」など,課題が出るたびに様々な議論をしました。立場や意見が違っても,どれも思いやりの精神から出てくるもので,温かい議論が続きました。

震災後の復興状況報告の会

出題役の先生や同じ班の参加者の方々が,付箋を使ったメモづくりなど,子供にも役割を与えて参加を促してくれたので,子供も得意になって,積極的に参加することができました。実際の避難所運営でも,その人その人ができる役割を上手に与え,担っていってもらうことが大事なのだと感じました。

ゲームをしていた1時間はあっという間に過ぎてしまい,その後は,各班の成果について発表することになりましたが,与えられた課題は同じでも導いた答えは様々で,たいへん興味深い結果でした。

震災後の復興状況報告の会

ゲームを終えてみて感じたのは,初動の段階でどこまで先を見通して行動できるかが非常に重要なのだということでしたが,果たして,自らも被災している状況下でどこまで冷静に考えることができるか自信がありません。訓練や,実際のイメージ作り,問題意識の醸成といった意味で,こうしたシミュレーションを行ってみることは,意味のあることだと思いました。

HUG終了後は,休憩をはさんで,宮城県建築士会の先生から,被災地の現状について,貴重なお話をうかがうことができました。「切り土」と「盛り土」のことなど,建築士の先生ならではの視点も交えて説明をしていただき,大変勉強になりました。
この度は,貴重な体験をする機会を与えていただき,ありがとうございました。

弁護士 伊東克宏

神奈川県大規模災害対策仕業連絡協議会ホームページ

昨年に引き続き今回も女性委員会とのコラボセミナーに防災委員の一員として、出席しました。 今回の会場は横須賀と言うことで、横須賀支部の副支部長としてのお手伝いも兼ねていました。 第一回目のコラボとの違いは、横須賀会場では、一般市民の方が沢山参加して下さったことです。 これが今回の大きな特徴だと思います。 此のセミナーをきっかけに地域住民の方々、町内会の役員の方々の防災減災にたいする意識が高まって頂ければと思います。 その時、建築士会がお手伝いできることがあれば、係わっていかれれば良いなと思いました。

懇親会も30名近い方々の参加を頂き、宮城、千葉、横浜、川崎と幅広い士会の方々との賑やかで、楽しい交流が時間いっぱい続きました。 皆さま本当に有難うございました。

(横須賀支部 防災員   江藤茂代)

参加者の皆様へのアンケートを実施致しました。ご参加有難うございました。
アンケートの結果はこちらへ→ 『避難所運営ゲーム HUG 体験会』② アンケート集計

避難所運営ゲームHUGの講師:白田氏と中村氏が活動されている会、防災塾・だるまの詳しい情報はこちらへ→ 防災塾・だるまのホームページ

▼ 2014年4月21日 
南三陸町議会議員 菅原辰雄氏による 震災後の復興状況報告の会

菅原辰雄氏による 震災後の復興状況報告の会に参加してきました。

震災後の復興状況報告の会

菅原さんによる南三陸町の復興状況の写真を見せて頂きました。また、震災後に考えておくべき事柄やフェーズと共に変わる現場のニーズなど、菅原さんの三年間の想いを交えながらシェアして頂きました。

実際、地震被害は棚から器物が落下する程度で皆無に近く、津波の被害が主で、過去に経験のない想定外の大きなものでり、場所によるが、波が15~20メートルもありビル4階に到達するほどでした。南三陸町は16000人ほどの町で、5%に当たる約800人の犠牲者が出る大被害となったそうです。ライフライン復旧の遅れもあり、20日間風呂に入れなかった人もいらっしゃったとの事。情報が少なく錯綜する中で、避難所での掲示板・トランジスタラジオなどは大変有効であったそうです。また、菅原氏は町議の立場として、災害直後は何も出来ず、無力感を感じたそうです。

3.11より三年たっての復旧進捗度はたった4%未満。南三陸では隈研吾氏の提案プランで、10メートルの土盛りの上に、エリア分け町づくりを展開しています。横浜の建築士の皆さんもぜひ見にきて頂きたいです。

(遠藤 正治会員)

▼ 2014年3月18日 防災センター見学

神奈川県総合防災センターを見学してきました。

神奈川県総合防災センター

今年度最後の活動として、厚木市にある防災センターの見学を企画しました。

当日は快晴、異常な強風の中、参加者は、防災委員、担当事務局、その他会員の12名。色々な防災情報の展示だけでなく、体験コーナーもあり実際に地震や消化体験等をすることが出来ました。

体験コーナー

消化訓練

地震、風害、煙避難、消火体験をし、体験とは言え、恐怖、緊張する事となりました。印象に残ったのは地震体験コーナー。こちらでは震度7までの地震を体験することができます。阪神淡路大震災と東日本大震災の揺れを体験し、ガスを消すという単純な動作さえ思うようにできませんでした。

この体験を防災委員会の活動に活かし、会員の皆様へ情報発信を致します。

左の写真は消化体験コーナーにて、水消火器を使って、初期消火の体験のトレーニングをしているところです。

防災センターの詳しい情報はこちらへ→神奈川県総合防災センターホームページ

▼ 2014年3月3日 神奈川県大規模災害対策士業連絡協議会

神奈川県の防災に対し、県下の専門家士業が果たすべき役割について

下記の内容に関してシンポジウムが開催されました。

神奈川県の防災に対し、県下の専門家士業が果たすべき役割についてのシンポジウムパネラー

1.神奈川県中小企業診断協会のご紹介
2.東日本大震災の経験から
3.防災に対する中小企業診断士の役割
4.事故・防災と対応能力
5.BCP(事業継続計画)とは
6.BCMS(事業継続マネジメントシステム)とは
7.皆様(県・市区町村、支援機関・関連士業)との連携

士業連絡会の詳しい情報はこちらへ→神奈川県大規模災害対策士業連絡協議会ホームページ

▼ 2013年11月14日 災害地住宅相談キャラバン隊 研修会

災害地住宅相談キャラバン隊 研修

【建築士会による災害時の住宅相談業務について】
災害地住宅相談キャラバン隊 研修会 1.災害時の住宅相談業務(依頼者別)
2.他県における災害時支援要請の対応について
3.神奈川県における大規模災害発生時の住宅相談
4.神奈川県大規模災害対策士業連絡協議会 災害復興支援活動マニュアル抜粋
5.神奈川県建築士会が過去に活動した被災地住宅相談業務
6.災害時支援要請対応手引書(実務編)
7.住宅の確保について

【新潟中越地震の事例紹介】

【質疑応答】

▼ 2013年11月8日 防災委員会のパネルをつくりました。

防災委員会パネル

▼ 過去の実績

2016年

2015年

2014年以前