平成17年度 かながわ地域貢献活動センター助成事業が決まりました

 

 

 建築士会の会員をはじめ、神奈川県内でまちづくり活動を続けておられる多くの方々から関心をお寄せいただいています「かながわ地域貢献活動センター助成事業」の、平成16年度の助成団体の活動報告会と、新たに決まりました平成17年度助成事業について紹介いたします。

 

1 平成16年度「かながわ地域貢献活動」報告会

  神奈川県で初めてとなる、平成16年度の「かながわ地域貢献活動助成事業」を受けた6団体の活動報告会が、平成17年5月21日に神奈川県建設会館講堂において行われました。

活動6団体は、平成16年度にかながわ地域貢献活動センターの助成団体募集に応募した7団体のうちから、助成審査部会において審議した結果、選定された活動団体です。当日は、パワーポイントなどを使ったプレゼンテーションにより、1団体約15分間ずつの発表を行いました。

また、このうち3団体については、平成17年5月30日に行われた、神奈川県建築士会通常総会においても、活動結果の発表をいました。

平成16年度「かながわ地域貢献活動報告会」で活動結果を報告した活動団体は、次の6団体です。

 

活動発表団体(発表順)

NPO法人 横浜・ひと・まち・くらし研究会   代表:中嶋 義臣

国府津の活性化を計る会             代表:奥津 弘高

NPO法人 ときめき箱根            代表:田中 隆明

NPO法人 かわさき住環境 ネットワーク    代表:杉野 茂彦

葉山環境文化デザイン集団            代表:森 洋之助

旧モーガン邸を守る会              代表:徳重 淳子

 

2 平成17年度「かながわ地域貢献活動」助成事業のご紹介

(1)審査選考について

「かながわ地域貢献活動センター」(以下、「活動センター」といいます。)は平成15年4月に発足ており、今回が2度目の助成となります。

助成事業の審査は昨年度と同様、@一次審査として、平成17年3月中旬までに応募団体から提出された申請書に基づき、「かながわ地域貢献センター助成審査部会」(以下、「助成審査部会」といいます。)において、応募団体の助成対象及び応募要件等について要件審査を行いました。この結果、7団体が一次審査を通過いたしました。

  A次に、二次審査として、一次審査を通過した応募7団体から助成審査部会に対し、応募団体毎に活動のテーマ、活動の目的、活動の内容等について約20分間のプレゼンテーションを行っていただき、その内容について質疑応答を行いました。

Bすべての応募団体のプレゼンテーション終了後、助成審査部会において、応募団体に対する8項目の活動内容定性審査を行いました。

以上の3段階の審査に基づき、助成審査部会で慎重な審議を行い、平成17年度は応募団体7団体すべてを助成事業として選定しています。

 

(2)審査選考の結果

  審査選考の結果、平成17年度助成事業として決定した事業は次の7事業です。

 

助成団体

助成決定額

NPO法人 すまいとくらし研究会

 代表:中嶋 義臣

 県央地区に残る歴史的建造物の保全、再生、活用を通じて、歴史や文化の感じられる魅力あるまちづくりに寄与する。

100,000

鵠沼の緑と景観を守る会

 代表:北村 裕彦

 明治以降、別荘地や保養地として開発され、現在までに住宅地へと変わってきた鵠沼地区の残された緑と文化財を守り、鵠沼らしさを大切にした住民参加のまちづくりを継続して行っている。

100,000

よこはま洋館付き住宅を考える会

 代表:平山 正義

 大正時代から昭和初期に多く建てられた洋館付き住宅を、私たちの「まちの宝物」として大切にしていくため、市民と建築士等による支援活動を行い、その活動を通してこれからの住まいについて考えていく。

100,000

NPO法人 ときめき箱根

 代表:田中 隆明 

 2年目の助成事業。箱根の自然・歴史の保全活動を、建築士・住民・商工会等が連携し、子供たちの参加も得て環境教育活動も行っている。

75,000

葉山環境文化デザイン集団

 代表:森 洋之助

 2年目の助成事業。活動目的は葉山の別荘建築物の保存・活用や、自然と別荘文化が織り成す街景観の保全活動。特に別荘建築物調査は、建築士や住民が中心になり、継続的に行われている。

75,000

旧モーガン邸を守る会

 代表:徳重 淳子

2年目の助成事業。平成11年に、旧モーガン邸の解体・売却問題を契機に保存運動として建築士・住民・専門家等により結成される。旧モーガン邸の実態調査、建築文化としての評価、買収基金活動等、地道な活動を行っている。

75,000

NPO法人 かわさき住環境 

ネットワーク

 代表:杉野 茂彦

2年目の助成事業。高齢化社会を踏まえ、安心して相談できる人がいない等の課題を解決するため、専門家と住民による住環境のネットワークづくりを行っている。

75,000

 

 

3 むすび

  平成17年度の助成事業として選定した7事業のうち、4事業については平成16年度に引き続き2年目も助成を行うことにいたしました。活動センターの助成事業については、同じ活動団体に対し、3年間まで継続して助成を行うことができることになっています。

また、本年度の応募団体も、横浜、川崎、葉山、藤沢、箱根で活動を展開している活動団体であり、昨年度同様、広く神奈川県内域に分布しています。今後も、県内のさまざまな地域で活動しておられる皆様方が、活動センター助成金を活用して、活発で有意義な地域貢献活動を実践されることを期待いたします。

なお、各助成事業には、助成団体に対し2回に分けて助成金が交付されます。助成金を受けた団体は、平成18年3月の助成期間終了後、活動センターに「活動報告書」を提出していただくとともに、その活動成果を神奈川県建築士会総会又は活動センターが行う活動報告会等で発表することになっています。