関ブロ大会報告

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はじめに

神奈川大会実行委員長 永井 香織

去る6月16,17日に平成19年度関東甲信越建築士会ブロック会青年建築士協議会神奈川大会が神奈川大学にて盛会に開催されましたことご報告致します。 大会開催にあたり、各単位士会会長、青年協議会理事をはじめ関係者の皆様方には、企画段階よりご支援・ご協力を頂きました。心より感謝申し上げます。 関東甲信越建築士会ブロック会の大会は、各都県は10年に1度幹事がまわってくることから、企画する実行委員もおそらく常に新しい顔ぶれとなります。 これは、建築士会における新しい人材発掘とともに、時代に即した新しい発想と企画が期待できる良い流れになっていると思います。 今大会では、「学び考える建築士 ―神奈川大会 in YOKOHAMA―」をテーマとし、実施に繋がる設計競技や青年協議会理事が企画した 一般市民へのアンケートの実施など新しい企画を盛り込みながら、建築士自身が学び考え発展できる自己研鑽の場の提供を目標と致しました。 実行委員そして理事関係者が、大会開催に向けて、時流を考え自分達「建築士」にとって今必要だと思うことを討議することは、 参加者ならびに我々「建築士」にとっても重要なことと考えます。 現在、私達が取り組まなくてはならない課題は沢山ありますが、インターネットの発達により、いつでも回答が得られる情報過多の時代でもあります。 今私達に問われているのは、建築の専門家として、誰でも得られる情報の中から信頼のある情報を取捨選択する能力だと思います。まさに積極的に学び、 自ら考えることのできる「建築士の資質」を高めることが求められているのではないでしょうか。   大会参加者より、開催内容についてお誉めのご意見を頂きましたことは、企画者一同とても嬉しく思います。 大会登録者数は、16日で約650名の中、学生・一般市民より79名の参加を頂きました。 今大会が今後、学生・一般市民との新しい交流の形を作る足がかりになることを期待しております。   最後に、本大会は、参加者と関係者1人1人のご協力とご参加によって組みあがりました。 ご来賓、ご後援、協賛企業の方々、ならびに参加者の皆様、関ブロ理事・関係者の皆様そして幹事県である 神奈川県建築士会のご協力を頂いた皆様と2年間大会準備と仕事を両立させてくれた実行委員の努力のもと、 大会が無事開催できましたことに、重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。




青年建築士協議会 会長挨拶

関東甲信越建築士会ブロック会・青年建築士協議会 会長 山岡 治

関東甲信越建築士会ブロック会青年建築士協議会(以下本会)神奈川大会は、お陰様をもちまして盛会のうちに 無事終了することが出来ましたことを、本会理事一同心より厚くお礼申し上げます。 テーマ「学び考える建築士」神奈川大学で開催されました大会は、青年建築士にとって有意義な時間を過ごされたかと思います。 アンケート結果を集計し行われた第三分科会「青年建築士が考えること、できること」は次回栃木大会に継続事業として決定しました。 アンケート結果は神奈川大会HPにてアップしています。各単会で活発な活動・意見交換をして欲しいと思います。 大会としての成功とは、参加者がその後の単会での活動に活かせたとき初めて成功と言えると思います。単会での積極的な活動を期待します。 今、本会理事会において関ブロ大会事業の他、目に見える形で実績を残すべく協議しています。次回、理事会にて事業を決定し関ブロ栃木大会で 成果を発表いたします。 また、本会はブロック会・連合会と各単会青年委員を結ぶ場所でもあります。ブロック会・連合会の情報を各単会青年委員に伝達し、 各単会青年委員の活動・意見をブロック会・連合会に提案します。この情報交換を活発に行うことにより、 各単会青年委員の活動が活発に行われると考えています。本会を大いに利用して欲しいと思います。 建築士会の発展並びに地域社会への貢献を目指して、今後とも一層まい進していく所存です。 来年は栃木・日光で大会が開催されます。世界遺産である日光の寺社群を再度、見て感じて欲しいと思います。 本会理事一同、栃木大会が成功するよう力を合わせていきますのでご期待ください。



神奈川大会を終えて

神奈川県建築士会会長 藤田 武

会員の皆様、残暑厳しい折、元気にご活躍のことと察申し上げます。 さて、去る6月に開催されました関東甲信越建築士会ブロック議青年建築士協議会による神奈川大会(学び考える建築士)は、 成功裏に終わることが出来ました。 この会の運営につきましては、私どもの女性委員会・青年委員会と支部委員を中心に関連する委員会が総力を挙げて 取り組んだ賜物と思っております。そして、この会を開催するに当たり、各建築士会の青年委員会の皆様は勿論、 各県建築士会の会長役員、青年協の役員、設計コンペの審査委員の皆様には大変お世話になりました。 特に審査委員長をお願いしました連合会の宮本会長には、準備段階から会の打ち上げまで参加いただき、会を盛り上げて頂きました。 ここに改めて感謝申し上げます。 また、この大会が神奈川大学の深いご理解とご協力により、全てのスケジュールをキャンパスの中で行われたことも、 「学び考える建築士」のテーマごとに、より議論を深める場になったのではないかと考えております。 ところで、国民あるいは社会が、建築士に求めている今日的課題を考えてみると、個々に建つ建築物が環境への 配慮等なされていることは云うまでもなく、社会学的地域コミュニティー、都市計画的視点に根ざしたものである事、 また、街づくり地域づくりそのものに意見を求め、参画する事が期待されています。 この事を念頭において、今回のテーマを視てみると、第1分科会「地域を学び考える」、第2分科会「設計競技」、 第3分科会「青年建築士が考えること、出来ること」、第4分科会「セミナーワークショップ等」いずれもその視点にたった課題で、 私も時間の許す限りいくつかの分科会を覗いてみて、そのつど感銘を受けたのであります。 この成果を、多くの建築士が学び、共有し社会に還元することと、建築士の資質の向上に役立つことを祈念するものであります。 最後になりますが、この大会の企画・運営に携わって頂いた多くの関係者に敬意を表したいと思います。



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