

▲写真は2月20日開催「疾患及び障害の特性それらをふまえた住環境について」の模様
ところで3月13日に札幌市の認知症高齢者グループホームで火災事故が発生、非常に残念なことに7名の高齢者がお亡くなりになりました。
折しも横浜市では「小規模社会福祉施設の防火安全指針(案)」の策定が進められていて、福祉部会でもいくつかの意見を取りまとめて提出したときでした。
このような施設では徘徊で所在不明になることを防止するため外側から施錠することがあり、これは避難の問題だけではなく身体拘束にも当たるため、非常時の自動解錠の他、適切な施設運営を検討する必要があると常々考えていました。
札幌の場合は重度の入所者で避難方法に違う意味での検討が必要と感じましたが、施設を作る担い手として、より安全な箱を提供できるようにしたく思っています。
以上のことを踏まえつつ、来年度もまた多様な研修会を企画し、様々な団体や専門職の方々と連携した事業を計画したいと思っております。さらには特別養護老人ホームや来年度竣工予定の盲・ろう部門併設の特別支援学校の見学なども行いたいと考えています。そして昨年度盛況だった学生とのコラボレーション企画「車椅子体験研修会」も開催の予定です。
これからも内容充実を図り、ますます成長していく福祉部会をなにとぞよろしくお願いいたします。
部会長 下村旭
以下、本研修会に参加されました方々からのご感想をご紹介します。
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よく晴れた土曜日、介護保険の研修会が開催された。会場はラポール、そして横浜市総合リハビリセンターでの研修です。
青空で気持ちよかったので少し早い出発とした。目的は勿論この研修会であるが、もうひとつ目的があった。
あの「ラーメンが食べたい」そんな思いが私を小机駅で下車させた。
ラーメンを食べ一つめの目的を果たした。
次の目的地へ堤防をユックリと歩いた。横浜線を横切るとラポールの看板が見えた。
出入り口はどこか探したが見当たらない。北側のみが出入り口となっていたので何の疑問もないのだが。横浜ラポールには少し早く着いた。
案内の方と思われる人に挨拶をしたが、どうも仲間とは思われなかった。
すぐに誤解は解けたようで車椅子バスケットをしていると案内された。
初めて本物を見た。選手の皆さんは楽しそうで活きいきしていた。
定刻より少し遅れたが成田先生に施設内を案内していただいた。
その後、「介護保険等制度と住環境整備再入門」というテーマでご指導を受けました。制度利用の仕方、介護保険制度の概要や現状、福祉用具の最新情報では貸与用具が平成21年に体位変換器・認知症老人徘徊感知機器・移動用リフトが追加されたこと。第2号被保険者の16疾病がなぜ認定されたか等、内容のある研修会でした。
神村 康二
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これからご自身の介護対策として、また高齢化社会の対応として、住宅の改修を検討したいという友人(一般)と一緒に参加しました。
まずは、身障者のスポーツ文化センターの見学。
週末で春休みということで、利用者は多く、広い通路も見学者が通るのが申し訳ない程の賑わいに驚きました。
動線を多く取ってあるんですよ、という解説に、一般の施設との違いも感じながら、
またこういった施設の需要の多さも目の当たりにして普及が望まれると実感しました。
プールで泳ぐ姿あり、体育館でバスケの試合あり、ステンドグラス製作教室や料理教室等様々な利用のプログラムがあり、20年間利用者に愛されて来たんだなと感じました。
見学後はリハビリセンターでの、みっちり2時間の研修。
介護保険制度の復習、横浜市の助成金制度のこと等ケースワーカーである現状を良く知る方の生情報が聴けて大変勉強になりました。
最新の福祉機器、社会情勢、現場の課題から私達、建築士の役割まで、話は多岐に及びました。
専門家でなくとも人生の老い方の問題としても考えさせられる話であり、こういう研修会は、もっと広く一般の方にもアナウンス出来るといいのかもしれないと思いました。
ありがとうございました。
柿本美樹枝
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2009年11月1日 最近の福祉部会より・・
(WES News 48 2009年11月 1日 掲載分)
キーワードは連携です。
まずは、今年も横浜市総合リハビリテーションセンターの協力を得て「障害児の特性と住環境」をテーマに2回研修会を行います。
10月31日の研修会で講師に来ていただいた本田秀夫医師は自閉症児等の研究では有名な先生で大変貴重なお話しを聞くことができました。
本田医師はこの研修会が障害児支援につながる活動のきっかけになればとおっしゃっていました。
次に部会員研修会として認知症ケアの第一人者で川崎幸クリニック院長の杉山孝博医師を招き勉強会を開催しました。
2度目の今回は認知症グループホームやユニットケア、故外山義先生のお話をお聞きしました。
この認知症ケアの勉強会は今後も継続していきます。他に、見学会(滝乃川学園、訪問の家 朋など)を行い、地域に根付く福祉施設の現状を拝見したり、ヨコハマヒューマン&テクノランド2009で最新の福祉機器に接したりしています。
そして現在、NPO福祉支援ゆうやけネットから既存建築物のバリアーフリー検証の協力依頼があり、話しを進めている段階です。
この事業は他の諸団体もいくつか参加しており、さらなるネットワークのひろがりを期待しています。
なお、ゆうやけネットは代表者が5月に開催したハウスクエア横浜住まいづくり体験館研修会で共催した
FJC東京ネットワークが主要メンバーだったことから、今回の連携につながりました。
今後の予定としては、政権交代による福祉関連制度の動きに関する研修会を、他団体と共催で開催すべく、企画を考えております。
連携をキーワードに、様々な団体と交流し、ネットワークを広げていくことで、新しいジャンルを切り開くと同時に、医療福祉と建築のコラボレーションをより推し進めることで、専門性を高め、そしてその知識を地域に還元していく活動をこれからも展開していきたいと考えています。
部会長 下村旭