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平成27・28年度新体制〜始動〜

(一社)神奈川県建築士会会長 金子 修司

この度5月28日の通常総会で皆様の御推挙により会長を拝命いたしました金子でございます。

会員各位のご協力とご支援を戴きながら全力投球で建築士会の運営に当たりますのでどうか宜しくお願いいたします。

神奈川県建築士会は国の法人改革への対応として一般社団法人となる事を選択し、一昨年、無事に認可を得る事が出来ました。今後の選択肢として公益法人化への含みを残しつつ、監督官庁の厳しいチェックを受けながら新しいシステムへの移行が整ったわけです。実施に際して各支部や委員会の皆様には大変ご苦労をお掛け致しました。これからの本格的な実施により、さらによりよい方式とするために是非、皆様からのご意見をお寄せ下さい。

ところで、あの忌まわしい姉歯事件以来、一般社会から建築士への信頼が失われてしまいました。さらに建築基準法の改正、関連法規の改正は「性善説から性悪説」へと根本的な考え方を一変させました。これは、建築士の尊厳をさらに奪うものであると言えます。戦後70年を過ぎすでに制度疲労を起こしている建築基準法等の根本的な改正が求められるところです。私達建築士は今こそ建築士会の会員としてその綱領に従い、倫理規定を遵守して資格者としての自己責任を果たす事により社会からの信頼を再構築しなければなりません。建築士会の会員は設計・施工・行政・教育等建築界のあらゆる分野に存在しています。建築士会の会員が建築士として、プライドを持ち、社会からリスペクトされる存在となる事を第1の目標としたいと思います。

建築士会の会員減少が大きな話題となっております。会費収入の減少は会の活動を鈍らせ、赤字体質は建築士会の存続の危機と捉えて平成26年度に本年度からの会費の値上げに踏み切りました。会員サービスの向上をさらに進めて建築士会の魅力アップを図りたいと考えています。建築士会に入会するメリットは何か?との声を良く聞きますが、会員としての誇りと活動の場を見つけ出す事ではないかと思います。

つまりメリットは与えられるものでは無く貴方自身が造り出すものです。

会の活動基盤を高めるためにも、財務基盤を強化するためにも会員増強を第2の目標としたいと思います。

建築士会は県下の各地に8つの支部と神奈川県庁に職域支部があり全体で9つの支部で構成されています。また10の委員会が有りそれぞれが活発に活動しています。特に各地の地域支部は地域の建築の専門家として長い歴史を持ち、各地の行政と協力し、まちづくりや、防災減災への地域貢献活動を行っております。地域活動は建築士会の活動を支える基盤として大切な役割を担っております。各地の集まりや行事に少しでも参加させていただき、地域の現状や諸問題を共有して行きたいと考えておりますので宜しくお願いいたします。

また、建築3団体(建築士会・事務所協会・JIA)により設置された建築会議の連携を密にして、社会への情報発信力を高める事によって、専門家としての存在を広くアッピールしてゆく事も重要な課題と考えております。

スタートを切った新体制です、活動して楽しく魅力ある建築のプロフェッショナル集団を目指して行きましょう。皆様のご支援とご協力により充実した活動を展開すべく今まで以上のご協力をお願いして会長のご挨拶と致します。