
建築スキル貢献委員会のコトナ建築部会は、令和7年8月21日にふじさわ宿交流館で小学生を対象とした夏休みワークショップを開催した。子どもたちに身近なまちの歴史や歴史的建造物を知ってもらい、建物への愛着を育むことを目的とした試みである。

前半は、交流館にある江戸時代のジオラマを用いて藤沢宿の歴史について解説した後、かつて藤沢が蔵の町であった背景を学び、近くにある歴史的建造物「桔梗屋」の蔵や座敷を見学した。真夏の危険な暑さに配慮して見学を1か所に絞るなか、子どもたちは木を多く使った建物の様子に熱心に見入っていた。交流館へ戻った後は「蔵クイズ」で特徴をおさらいした。


後半は「蔵ペーパークラフト」を制作し、子どもたちは蔵の活用アイデアをそれぞれ考え、色や絵で個性豊かにデコレーションして発表を行った。成果物を並べることでひとつの「まち」を作り上げた。さらに、持ち帰ってまとめることで夏休みの自由研究に活用できる工夫を凝らしたワークシートも用意され、歴史と建築に楽しく触れる有意義なイベントとなった。

建築スキル貢献委員会 コトナ建築部会 宇野 素子