横須賀支部・女性委員会は2026年3月13日、コラボ企画「月見台住宅団地散歩」見学会を実施し、16名が参加しました。

集合場所のJR田浦駅は珍しい構造を持つ駅で、周辺には明治・大正・昭和期に造られた三つのトンネルが並び、歴史を感じさせる街並みが広がります。会場へ向かう道中には、戦前に築かれた砲台への物資輸送路や「のの字橋」と呼ばれるループ橋もあり、桜の季節には360度の花見が楽しめるスポットとして紹介されました。
見学の中心となった「旧横須賀市営田浦月見台住宅」は、築60年以上の平屋建て住宅群。老朽化により2022年に廃止・無人化しましたが、2023年からの再生プロジェクトを経て、2025年10月に店舗と住宅を兼ねた「なりわい居住のまち」として生まれ変わりました。参加者は住戸のリノベーション事例や共用部のサウナ・ウッドデッキなどを見学し、長浦港を望む眺望も堪能。集会所では横須賀市役所担当者による説明を聞き、活発な質疑応答も行われました。
なお、本プロジェクトは一般社団法人リノベーション協議会主催「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2025」において、企画設計を手掛けた株式会社エンジョイワークスが施工費無差別級部門最優秀賞を受賞しています。
歴史的建造物ではない庶民的な住宅の再生事例として、参加者から高い関心が寄せられた見学会となりました。
横須賀支部&女性委員会 山田 夏江